振動人生記録 by gifdog97

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大学に入ってから買った楽器紹介その3

この記事はIS18er Advent Calender 2017 12/23用に書きました.

 

空いていて誰も書かなさそうなので書くことにしました.進捗が犠牲となるかに思われましたが,どうせこれを書かなかったところできららファンタジアをやるだけなので大丈夫でしょう.

 

今回は楽器紹介シリーズ最終回です.アコースティックギターを紹介します.

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YAMAHAのそこそこ大きめなものを買いました.アコギは持ち運ぶのはそれほど大変ではないものの,チャランゴと比べるとやはり大きいです.

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並べると一目瞭然.高さは倍くらい,幅は3倍くらい差がありそうです.

 

買ったのは今年の6月くらいです.そのときはお金が怪しかったのですが,支払いを6か月後に指定できたため,まあ大丈夫やろと思い購入.そして支払い期限の近づいている今とても大変なことになっています(お馬鹿).

実はこのアコギはエレキ・アコースティックギター(通称エレアコ)です.生で弾くことも出来ますが,アンプと繋げて増幅することも可能です.そのための機構が入っているのでそれだけ高く付くのです.

圧倒的に頭の悪い選択だった気がするのですが,アコギはとても楽しいので買って正解でした(ホンマか?).以下でその魅力を伝えていきたいのですが,そもそもなぜ買ったのかということを記そうと思います(先に言っておきますがこの前置きが謎に長くなりました.すみません.).

 

僕はオーケストラとフォルクローレアンデス音楽)のサークルに所属していますが,もちろんオーケストラでは使いません(使うような楽曲もあるにはありますが,やる機会がまず無いでしょう).フォルクの方も,ギターは使われるものの,実は使われるのはアコギではなくクラギ(クラシックギター)です.そんなに違うのか,という話ですが,結構違います.アコギは鉄弦ですが,クラギはチャランゴと同じナイロン弦です.これによってそもそもの音色がだいぶ異なりますし,弾いた感触もまるで違います.材質の差による技法の差異ももちろんあります.フォルクでアコギが使われることが無いわけではありませんが,使用頻度は圧倒的にクラギが上です.

 

ではなぜアコギを買ったかというと,あるバンドにがっつりのめり込んでしまったからなのです.それは「たま」というバンドです.90年代に一世を風靡したバンドで,一回り上の方は結構な割合で知っているのですが,今は解散しており,若者の中での知名度は低いっぽいです.僕自身は,中学のときに(たまだけに)たまたまネットで見つけました.フォークを基調とした独特なスタイルで,メンバーのキャラもとても濃いバンドです.大学2年のときにふと思い出して聞いたところ,全身に電流が走り一気に好きになってしまいました.代表曲をいくつか紹介します.

 


さよなら人類


たま らんちう

 


たま~夏の前日・かにばる

素敵ですね.ボーカルは,ハイトーンな声から謎の叫びまで.楽曲は非常に聴きやすいものであったり,不気味だったり,異常に緊迫感があったり,ときに狂気に満ちています.かなりの実力者の集まりでありながら,遊び心に溢れており(いけない!これはアコギの紹介の記事!中略)とにかく素晴らしいバンドなのです.

ここで特にピックアップしたいのがギタリストの知久寿焼さん.今はソロで活動しています.上にあげた「らんちう」のソロ動画を上げます.


『ああ素晴らしき音楽祭vol.2』知久寿焼"らんちう"

知久さんのソロライブはいくつか YouTube で見たのですが,それを見て僕はアコギの魅力に憑りつかれてしまいました.共感していただけるか分かりませんが,めちゃくちゃカッコ良いと思いました.それからというものの,ポップスの中で使われているアコギの音に耳が行くようになりました.聞けば聞くほど良い音色だなあと思い,とうとう金が怪しいのに買うに至ったのです.ここまで心を突き動かす知久さん,凄いなあ,というお話でした.おしまい

 

 

いや,ちゃんとアコギの話をします.

ギターの奏法はチャランゴ同様,大きく分けてストロークとつま弾きの二つです.チャランゴに比べ弦と弦の間が広い上,弦も固いので,かき鳴らしは不可能です.鉄弦のため,ナイロン弦のクラギに比べ輪郭のはっきりとした音が鳴ります.そのため,適当にストロークするとじゃりっとした汚い音になりかねません.なかなか難しいところです.また,鉄なのでじきに錆びます.そのため,比較的頻繁に弦を交換する必要があります(まだ一度も張り替えてないのは内緒).

本当にはっきりとした音が鳴るため,ギター一本+歌というだけでめちゃくちゃ映えます.要は弾き語りです.そのために買ったみたいな部分もあります.ここからはギターの弾き語りについて書きたいと思います.

 

弾き語りの際に最も基本となるのはやはり「コード弾き」でしょう.「コード」とはすなわち和音のことで,和音の種類ごとに抑え方がある程度決まっており,撥弦楽器を志すものはまずはこれを覚えていきます.細かいことは抜きにして,各コードの押さえ方を見てみましょう.

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アコギは弦が6本張られており,低い順に「ミ・ラ・レ・ソ・シ・ミ」という調弦です.CとかCmとかいうのがコードの名前で,上図で四角く塗られた部分を押さえて弾くと該当のコードの音が鳴ります.うまく左手を駆使して押さえるわけです.

Fとか見てみて下さい.不可能に見えますが,「セーハ」という技法を駆使することで押さえることができます.セーハとは,人差し指全体を使って1つのフレットを丸ごと押さえる技法です.慣れるまで結構大変で,いまだに慣れません.

実際の手の形はこんな感じです.

 

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C

 

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F

 

思ったより撮るのが難しかった.セーハの様子が分かるでしょうか?

ここにあげたコードはほんの一部で,もっと複雑な名称のコードもあります.ネットで「ギター コード」とか調べると一覧が見られますが,物凄い数があります.ただ,とりあえずの基本だけ押さえておけばそこそこ楽しく弾けるものです.

ちなみにセーハを駆使するとコードを覚えるのが楽になります.セーハをすると全ての弦の音程が上がります.そのため,セーハを使ったコード(バレーコードといいます)を平行移動させると,そのまま別のコードが錬成されるのです.具体的には,F♯というコードは,Fの半音上のコードですから,Fを押さえた状態で左手を1フレット動かすだけで完成します.このように,セーハを駆使すると使えるコードの幅が一挙に広がります.

ところで,コードの押さえ方は一通りではありません.上の画像にはGの押さえ方が載っていますが,GはFの全音上のコードなので,Fを押さえた状態で左手を2フレット動かすことによっても実現できます.同じ和音ですが,押さえる形が違うため,印象が少し変わります.また,前後のコードとの兼ね合いで,一方の押さえ方の方が楽,みたいなこともあります.このように,コード一つとってもなかなか奥が深く,面白いのです*1

 

アコギは弦が硬いこともあり,コードを押さえるのが若干しんどいのですが,うまく弾けたらカッコ良いです.いつか知久さんみたいにギターが弾けるようになりたいものです.

 

 

以上で大学時代に買った楽器の紹介は終わりです.とりあえず高価なものは買い終えましたし,来年からはもっと別のことにお金を使いたいです.強いて言えばサンポーニャというアンデス楽器はそれほど高くないので買いたいですね.もしかしたら謎の打楽器とか買ってるかもしれません.

 

ちなみにいろいろ買ってはいるものの,演奏歴は最長のケーナでも1年半ちょっとなので全然まだまだです.今後も頑張っていきたいです.

理情で沢山勉強して良い企業に就いて楽器練習が出来る家に済むのが夢なので,学科の勉強も頑張ります(無理やり理情に繋げていく).

*1:今回も音楽やっていないと何言っているのか意味不明かもしれないです.許してください.