振動人生記録 by gifdog97

情報学,音楽,秘境,旅

昔から劇とかで役を演じるのが好きだった。

小中学校時代は、なんかのイベントで学年なりクラスなりで劇をやらされたものだった。
中共に公立だったし不真面目な人も沢山いたけど、劇は案外みんなやる気があったような気がする。

あれは確か中3のときにやった劇だった。自分は毎度のごとく熱演をし、先生にも褒められていたし友達にもウケていた。
ぶっちゃけ調子に乗っていた。

この劇のワンシーンで、自分が縁日の屋台でわたあめを売るシーンがあった。
もちろん本物のわたあめではなく割り箸にわたを巻きつけたものを使う。
練習のときはただひたすらわたあめを売るおっさんをやっていたのだが、調子をこいていた自分は本番で奇行に走ってしまった。
作り物のわたあめをステージ上で食べたのである。

そもそもわたあめ売ってるおっさんがわたあめを食べること自体がおかしいし、本物のわただから食べられない。完全にやらかしである。そんな菓子はいらない。
おまけにこのあと一つセリフが残っていた。自分は口に残ったわたを気にしながら大きな声を出す羽目になってしまった。

あのときなぜあんな行動をとったのか分からない。
しかし、こんな出来事を急に思い出すことも不思議な話である。

少し暑いステージ上。口の中でもしゃもしゃと動くわたの感覚と、一緒に演技していた人の「お前なにしとるん??」みたいなきょとん顔が今も鮮明に思い出される。